土方歳三 俳句 名前

土方歳三の祖父は三月亭石巴（みつきていせきは）という俳人だったので、土方歳三の家の者は皆、連句を嗜む文化が根付いていたようです。 土方歳三も子供の頃から自然と俳句を嗜み、俳句が生活の一部となっていました。 土方歳三といえば、知らない人はいないくらいでしょう。 三谷幸喜さんのNHK大河ドラマでは山本耕史さんが土方歳三を演じていたのが印象的。また、漫画「銀魂」では土方歳三がモデルであろうと思わせる土方十四郎もいます。 土方歳三の写真が残されていますがとてもイケメン。それも人気の理由のひとつかもしれません。あなたが女性なら、土方歳三に恋するかもしれませんね。もし男性だったとしても、土方歳三の生き方に憧れること間違いなしです！Contents土方歳三は現在の武蔵国多摩(現在の東京都日野市)で生まれました。 実家は農家。剣を振りかざしてる土方の印象が強いので、実家が農家なのは以外ですよね。とても乱暴者で人を痛めつけるイバラのような奴だとして、子供の頃は「バラガキ」と呼ばれていました。 子供の頃から武士になりたかった土方は、奉公に出ながらも武士になるため剣術道場に仮入門。そして25歳で正式入門しています。  土方歳三は言わずと知れた新選組とは江戸幕府に反対する集団を取り締まるため、浪士を中心に集まった組織。 新選組のリーダー、局長の新選組という組織の中ではとても厳しい人で、  外見はイケメンでも他人に厳しいなら、女子どころか男子も寄り付かない。そんなわけで流石に武力に長けた周囲の志士たちも そんな鬼の副長、土方歳三にはいくつかの名言を残しています。  新選組副長になる前に詠んだ句。とても冷徹で知られた土方ですが、一方で多くの俳句を残しています。 俳句の通り、梅の花は一輪咲いても梅の花には変わりありません。しかしあえてこの俳句を作ったということは、土方歳三が見た梅の花が綺麗だったからなのでしょう。 彼は他にもこんな俳句を残しています。  そのまま訳すと「桃の節句の頃に降りながら消えゆく雪がある」という意味ですが… これを詠んだ時期に井伊直弼は江戸幕府の開国に向けて日米修好通商条約に調印した人物。 この歴史を揺るがした人物が暗殺された事件は、土方だけでなく日本中が衝撃的なニュースとして残されたものなのだと伺えます。 次は恋に関する名言。  「恋をすれば迷い、しなければ迷わない恋の道」という意味です。 うーん、奥が深い。確かに この俳句を土方は失敗作だと思っていたようですが、誰かに恋してその想いを上手く表現しきれなくて失敗作だと思っていたのでしょう。しかし、土方が恋をした女性ってどんなタイプの女性なのでしょうか？とても気になりますが、次に進みます。 次は女性に関する俳句です。  「国に尽くすことを忘れるくらい女性っていいね」、という意味。 やはりイケメンの土方歳三。実際にも芸妓さんにモテモテだったらしく、それを冗談交じりに自慢した句なのでしょう。この俳句を受け取った人にとっては羨ましいなと思ったでしょうけどね… 次も俳句です。  春の草はここでは「春の七草」と考えて、そのうちの5色は覚えたという意味。なんだ、土方歳三は意外にも春の七草に疎いのかと思っていたところ… どうやら草という字が一見、草と鶯は見間違えようもない漢字ですが、文字をくずすとこの2つの漢字がよく似ているんです。 また、鶯は鳴き声が上手くなるように、春になるといつも練習していますよね。 ということは、正しい解釈は、鶯の鳴き声はまだ完全じゃないよっていってるんですね。やっぱり土方歳三って趣きある人だなと思います。 次は俳句以外の言葉。  「私は将来武人となってその名を日本に知らしめる」という意味。なんだか織田信長などの時代にありそうな名言ですよね。 これは土方が17〜18歳ごろの年齢に言った言葉。庭に竹を植えた時にいったそうです。 竹はすくすくとすぐに伸びます。その成長の早さと土方歳三の願望達成の早期実現をかけたのかもしれません。 実際に武人として新選組の副長となり、日本の歴史にその名を残しているので、本当に実現してしまったからまた凄い！ 武人になってからも威勢のいい名言は残しています。  死んだと思い込むことだ。そうすれば勝つ。」「勝たねばならない喧嘩をするときは命がけで勝負しないといけない」という意味ですね。 口喧嘩ならまだしも、刀を持つことが許された江戸時代は切り捨て御免が主流。もし喧嘩がヒートアップしたら刀を持って争うことがあったかもしれません。 自分の命が途絶える前に相手を阻止しないといけません。だから余計に、ただの喧嘩でも命がけなのだと思います。 次は、史実に基づいた土方歳三の物語。司馬遼太郎原作の 司馬遼太郎の描く土方のイメージではありますが、こちらも名言がいっぱい！  思想は単純であるべきである。」これは土方と同じく新選組に所属する沖田総司に向けて土方がいったセリフ。 幕末期は外国への開国を認めるか、日本をこのまま外国との交流がない閉ざされた国にするかで揺らいだ時代。だからこそ揺るぎない意志や目的が必要だけど、 理屈ではなく、 次も同じく小説「燃えよ剣」からの土方のセリフ。  過去はもう私にとって何の意味もない。」過ぎてしまった過去を振り返らず 私たちは今日起きた悪い出来事に対して反省したり、後悔したりしてしまいます。しかし過去は土方歳三にとって意味がないというのはなんとさっぱりと潔い性格なのか。 何だか、小説で作られた土方歳三だけど、本当に土方がいいそうなセリフですよね。次の名言は、同じ新選組志士の大野右仲が、自らの手記に書いた土方の言葉。  新政府と徳川家との話し合いにより江戸城が無血開城した後。武士がたくさん困窮することを避けるため現在の北海道にあたる蝦夷へ、未開の地への開拓と警護の役割を与えました。 一見戦争とは無縁かと思いきや、全然違ってまして…蝦夷へ向かう途中で立ち寄る場所に着いては武士を集めていたり、目的地が実際は箱館港ではなかったり…何かと行動が怪しい所が目立つ。 戦争をするための時間稼ぎだと悟った新政府側は蝦夷の箱館で戦争をしました。この時土方歳三も箱館軍として新政府軍と戦っていましたが、新政府軍の圧倒的勢力で他の兵士らは怯んで逃げて行き… そんな兵士たちを見兼ねた土方が士気を上げるため鼓舞した言葉。土方は一本木関門の柵に立ち、「その柵を越えて逃げる奴は斬ってやるぞ」って言ったのですね。 我に返って兵士は戦線に戻ります。 結果、新政府がこの箱館戦争に勝ち、土方歳三はこの戦争で命を落としました。しかしこの言葉は生き残った兵士らにの記憶の中に、土方の素晴らしさを残したことでしょう。  名言10選、いかがでしたか？どれも土方歳三という武士らしい発言と、時折垣間見る感受性の豊かさも見え隠れしますね。  土方歳三の逸話について、実際に彼に関する性格が伺えるエピソードをまとめてみました。 新選組はいろんな地域から血気盛んな若者が集まってできた組織。 土方歳三は一定の規律を定めるために規律の内容は「武士としてあるまじき行動を取るな」とか、「許可なく勝手に新選組を離脱しない」とか、「勝手に裁判をしたらいけない」など…。 普通に過ごしていれば差し支えのないものですが、ちなみに規則に違反して切腹に至った人の数は30人以上と言われています。命を落とすくらい厳しい掟って怖い… 武士の中でもとても規律に厳しそうな土方歳三。そんな武士の必修アイテムである刀についての土方のエピソードもあります。  土方歳三は刀は会津藩にいる刀工の和泉守兼定が作ったものと言われ、通常の刀よりやや長め。 そもそも土方の生きた時代は長めの刀が流行していたらしいですが、とくにこの和泉守兼定についてはその中でも特に長い刀に入るもの。顔もカッコイイので長めの名刀を使う土方の姿はさぞかしカッコ良さも倍増していたに違いないですね。 そのほかにも同じく会津藩の刀、大和守源秀國(やまとのかみみなもとのにでくに)も使用していました。こちらは平均的な刀の長さと比べて短め。時と場合に使い分けて和泉の守兼定と大和守源秀國を使い分けていたのでしょうね。 ちなみに土方が刀を持つずっと前。小さい頃のエピソードではこんなものもあります。  土方歳三は幼少の頃、お風呂から上がると必ずあることをしていました。それは何でしょう？  答えは意外にも相撲！強い人間になりたいと思っていた土方は、 裸のままというのが可愛らしい！ しかし幼い頃からの志は大人になっても変わらずに持ち続けていたのだから、 もう一つ幼い頃のエピソードを紹介しましょう。  豪農で育った土方ですが子供の頃から武士になりたくて実家の庭に竹を植えました。  武士になりたいから竹を植えるってどういうこと？ それは武器を作るため。竹を加工して矢を作るんだと言ったのだとか。その後、本当に武士になったのだから凄いですよね。 ちなみに竹は武器の材料としては使われず、現在は土方歳三資料館となっている実家に生えています。最後に微笑ましいエピソードを紹介します。  鬼の副長と呼ばれて周囲から恐れられていた土方歳三。彼はたまに姉であるのぶの子供の面倒も見ていました。 その子は男の子。つまり甥っ子ですね。 ある日甥が庭で遊んでいましたが、転んでしまっておでこに傷を負ってしまいました。甥っ子の泣き声を聞きつけ昼寝をしていた土方歳三。 慌てて甥のもとへ駆け寄って土方は「男子の向こう傷だ、めでたいめでたい」とあやしながら傷の手当をしたのだとか。新選組では見せない意外な素顔が垣間見えてとても微笑ましいです。 でも土方が昼寝をしていた隙に起きた出来事。姉ののぶに、子供から目を離していたことに対して怒られていたりして… そんな一見厳しそうに見えて実は人間味のある土方歳三ですが、彼の最期についてこのように語られています。  土方歳三は政府軍と箱館軍との争いは軍力の差は見てわかる通り。政府側が有利だったにも関わらず、土方は怯む他の兵士を鼓舞して最期まで戦いました。土方歳三は陣地から離れずに指揮を取っていたところ、敵の銃弾に撃たれて命を落としたとされています。 一部の歴史研究者の中では味方に暗殺されたのではないかともいわれていますね。見るからに負け戦なのにも関わらず、戦争を続けた土方に、負けを認めて降伏したい兵士が暗殺した、という説です。 私としては、多くの兵士がいるので、例え土方が「逃げたら斬るぞ！」と言われてもどさくさに紛れて逃げれば斬られることを避けることができると思います。 また、兵士らはもともと武士なので、土方歳三と同じ武士道の精神を持っているはず。だから、味方による暗殺の可能性は低いと思います。  鬼の副長土方歳三について名言や逸話などを紹介しました。  美形だけど他の志士にはとても規律に厳しいといわれている一方で…俳句を愉しんだり、子供の面倒をみたりと感受性豊かで優しい一面もあったことがわかりましたね。 もしかしたら厳しい一面は仕事上だけで、 土方が最期まで守ったとされる一本木関門の場所にその記念碑があります。連日記念碑を訪れる人が多いのは、土方歳三がただのイケメンで新選組メンバーのひとりだからという理由ではありません。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝月間２００万PVブログと１００万PVブログも作ったとか、「嘘でしょ？！」「信じられない！」なんて言われたりしますが、Amazonでベストセラーになったのも本当。 こんなふうに伝えると、一回目の独立なんて、 それ以来サラリーマンになりましたが、再び独立し、今に至ります。 でも、当時はブログなんて文章を書くこともほとんどありませんでした。と言うか、どちらかと言うと、苦手でした(^_^;) それでも、何をしたらいいのかを学んでコツコツ実践すれば、だれでも自分の力でお金を稼ぎ、 無一文の状態から年収３０００万円になるまでの話は、→ 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